🌹千葉市稲毛海岸駅から徒歩5分
♪Vagoピアノ教室
♪Mareso音脳、音符ビッツリトミック
🌹講師の瀧澤淳子です。
⛪️
ピティナ・ピアノフェスティバル Vol.65
の続きです。
❇️
午後からは、
「音楽が脳を育む❓❓」
〜練習の光と影を読み解く〜
医学博士、上智大学理工学部准教授
同音楽医化学研究センター長 古屋晋一先生
の、講座でした。
その練習は、
★育む練習?育まない練習?
❶脱力
❷表現力
❸エラー
❹暗譜
❺あがり
❻適応能力(本番)
❼感性
これらに、ついて
その練習が、本当に脳を育んでいるのか?
お話し、下さいました。
📍
まず、
❶脱力が、何故必要かの理由では、
⒈「ずっと」良いパフォーマンス
⒉故障を回避
⒊速く弾く
⒋音質、音色
⒌聴衆の印象
が、あげられていました。
この中で
5.聴衆の印象への、面白い実験がありました。
★コンクールのファイナルで、優勝するには
何が必要か?
とても、気になるタイトルですよね。
その実験とは、
①音だけ
②映像だけ
③映像と音
の、3種にわけて、
初心者の人と、専門家の人に
「誰が、優勝者でしょうか?」と、聞いたところ、
初心者の人は、
①の正答率29%
②の正答率46%
③の正答率30%
と、出たそうです。
専門家の人の正答率は、どう思われますか?
皆さん、音で決めているとおっしゃるそうですが、
結果は、、、
①の正答率21%
②の正答率47%
③の正答率30%
と、いうことで、初心者の人と
あまり変わりなく、
「自分は、耳て判断すると信じているのに、
実際は目からの情報に、判断は強く依存している」
と、結果から判断されました。
これは、
力んで弾いていないか?
⬇️
脱力ができているか?
と、いうことにも、繋がるようです。
まあ、脱力ができていれば、
音は良くなります。
また、
見た目でも、
力が抜けているか、抜けていないか
わかります。
でも、自分で一生懸命になると、
なかなかわかりません。
❓❓❓
どうしてかというと、
「音楽は魅力的なので、身体への
気づきが向かなくなる。肩や手が力んでないか、
意識を向ける必要がある」
と、仰っていました。
そうなんです。
音楽の魔力に引き込まれて、
つい自分を忘れてしまい、
一生懸命になってしまい、
つい力んでしまうのです。
★脱力を育む練習
⒈リズム練習
⒉ポジティブ思考
⒊身体への気づきがある
⒋力んでない身体部位を活用する
★脱力を育まない練習
⒈「正確さ」を意識
⒉反復練習しかしない
⒊疲れたまま練習
⒋トラウマになる怖い指導
⒌身体についての誤認識
この反復練習しかしないというのは、
危ない、危ない、、、
ついつい、同じ方法でしか、練習しないのは、
やはりよくないですね。
📍
あと
ヒトの発達のところの
「指の巧緻性と、筋力」で、
☆巧緻性(神経系)は、
・女子は、7〜8歳、男子は9〜10歳に向上
・8〜9歳は性差が大きい
☆筋力(筋骨各系)は、
・9〜10歳に大きく向上
・その後、発達を続ける
発達に応じた、選曲や指導が必要と、
仰っていました。
📍
『音楽は、脳を育む❓」では、
・言語能力
(第二言語習得、言語記憶、言葉から感情を読み取る
・短期記憶能力
・運動能力
・加齢を低減
(音の短期記憶、音への反応、手指の巧緻性)
音楽は、脳の違う部分も刺激しているのですね。
✳️
あと、最後に
「どう弾きたいか、決めずには弾かない。
脳が混乱して覚えられない。無駄な練習をして、
体も脳も疲労し、時間も失う。
技術的な困難さは、間違った解釈によることも。」
と、仰っていました。
💁🏻
参考になることが、たくさんありました。
むやみに練習して、
やったつもりが、無駄になることが
あるのは悔しいですね。
頭を使ったレッスンを
しようと思います。
🎵🎵🎵🎵🎵💁🏻🎵🎵🎵🎵🎵
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瀧澤淳子でした。。💝