昨日は
浜離宮朝日ホールで
「みんなのブルクミュラー2015」
が、ありました。
飯田有抄さんが司会をされ、
第1部は、
4人の先生たちの
「私の使い方」プレゼンテーション
が、ありました。
☆二本柳先生
ブルクミュラーが
エチュードだと、再確認しました。
目的を、もって
練習するのもいいですね。
小さな生徒さんたちの
指の強化や
腕の
柔軟性を高める方法を、
幅広ゴムを使って教えて
頂きました。
(早速、生徒にやってみました。
バッハの、ニ長調のマーチです。
硬かった腕が、やわらかくなりました。)
☆池川先生
ブルクミュラーを、
グループでアナリーゼする方法を、
伝授して頂きました。
みんなで、ひとつの曲を
クイズ形式で、
分析していく。
ピアノを弾く前に、
ちゃんと、アナリーゼできていると
いいですね。
☆多喜先生
拍子の重要性を、
実際の演奏で示して頂きました。
3/4拍子と、6/8拍子の違いや、
同じ拍子でも、
拍間のスピードを変えると、
曲想や様式感も
変わります。
☆佐々木先生
印象的だった言葉が、
多喜先生のレクチャーを受けて、
「楽譜は、大事なものから書いてある。」
なるほど、
最初に拍子が
書いてありますねー。
そして、
ブルクミュラーを先生が
連弾にされたものを、
実際に弾いて下さったのですが、
左手だけでも、
バスの音が
はいるだけでも、
音楽に奥行きができ、
簡単アレンジでも、
十分良さが
伝わってきました。
第2部は、
「名曲に繋がるブルクミュラー」
と、いうタイトルで
佐藤卓史先生のレクチャーでした。
1番印象に残っているのが、
転調が長3度の変化があるのが、
シューベルトと良く似てる。
と、いわれたこと。
折しも、
今、自分のレッスンで
シューベルトを練習していて、
そう思って聴くと
確かに、
ブルクミュラーが、
そのように聴こえてくる感じがします。
あと、ブルクミュラーの他の練習曲でも、
18、12では、
タイトルが、
リストの作品のタイトルと
良く似てるなと思っていたら、
リストとは、
同時代の作曲家だから
なんだと、理解しました。
ブルクミュラーで、
曲の雰囲気を勉強していれば、
大作曲家の曲を
イメージするのに
役立つはずだと
思いました。
第3部は、
渡部先生の、
「魔法のレッスン」
ブルクミュラー編でした。
細かい指導を、
丁寧に
でも、時間ピッタリに
レクチャーして頂きました。
昔から使われている
ブルクミュラーですが、
こんなに
奥深く、
レッスンにも
いろいろな角度から、
使えると思いました。
Vagoピアノ教室
よかったらホームページご覧下さい。
瀧澤淳子