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♪Vagoピアノ教室
♪Mareso音脳、音符ビッツリトミック
🌹講師の瀧澤淳子です。
📀
先日、
ネットで、良さそうだなあと
思ってCDを、注文したのです。
それが、
このCD
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この方は、

あまり知られてないかと思うのですが、
実は凄い方で、
🌟
1925年カリフォルニア生まれで、
8歳の時、
ニューヨークでデビュー。
9歳の時、
急病のラフマニノフの代役を務め
コンサートを大成功させた方だそうです。
✳️
「モーツァルト以来もっとも輝かしい神童」
(ニューヨーク・タイムズ)
「彼女は私が知っている限り、最も才能のある人である」(ラフマニノフ)
なんて、最高の賛辞をほしいままに
成長したそうです。
でも、父親のスパルタに反発して
14歳からステージに上がるのを、拒否。
19歳で家出し、大学では
心理学を勉強したそうです。
🎵
でも、26歳の時、
指揮者アーサー・フィドラーに見出され
再びステージにカムバックし、
全世界で3000回を超えるコンサートを
行ったそうです。
🎌
そして日本でも、
2003年に、初来日した時の
演奏CDです。
🔱
この時は、
もう78歳になられていたのですが、
150センチ程の、小柄な体から発するとは
思えない、強力なタッチ、
音楽は生き生きと躍動し、
また精神が安まるような音色の連続だったそうです。
もちろん
CDからも伝わってきますが、
ライブはすごかったでしょう。
📍
それもそうですが、
びっくりしたのは、
大変な師に学ばれていたことです。
★5歳で、カーティス音楽院に入学。
【ヴァンガロヴァとホロビッツとホフマン】に師事、
★16歳で、ベルリンに移り
【アルトゥール・シュナーベン】に、学んだそうです。ここでは、
「常に易しく弾けることは必ずしもよくない、
いつも音楽的でなくてはいけない」と。
★7歳から14歳まで、パリで過ごし
【アルフレッド・コルトー】に学び
「腕を回して弾くことができれば、どんなピアノでも
美しい音が出る」と、手首のテクニックを習得
【ラフマニノフ】からは、
「茹ですぎたスパゲッティのような指」と指摘され、
毎日8時間練習するように言われたそうです。
🔱
この練習は、
「第1音から第2音、第3音と順次アクセントの位置をかえて、ゆっくりと弾き始め、左右の指の音の確実性をたかめていく」
⬇️
【シフティングアクセント】
という奏法で、
この練習をすることによって
各音がしっかりした音になるということです。
この練習を今だに75年
続けているそうです。
📍
【常にメトロノームを使って、
一番遅い速度から片手ずつ、
ほとんど分からないぐらい程度に目盛りを上げていき、
所定のスピードに達してから今度は両手で同じように繰り返す。
そして、同じフレーズをこのシフティング・アクセント奏法で、片手ずつからまた最初から同じことを繰り返していく】
彼女は、
「音楽家として一番大切なことは
自分の感覚に忠実に従い、自分の弾きたい音が出せない限り、ピアノを離れてはならない。」

と、仰っていたそうです。
🎹
実際、
コンサートの当日の朝、
ピアニストで、桐朋学園大学院教授の
岩崎淑さんは、彼女のリハーサルを
聴いたところ、
「ペダルなく、メトロノームでゆっくりとした
テンポで弾き始め、少しずつテンポを上げていく。
これを、丁寧に繰り返し行うので、必然的に時間を要する。それは、忍耐強い丹念な練習振りに驚嘆させられた」
そうです。
🙎🏻
あーもー、何も言えません。
凄すぎませんか⁉️
人間て、素晴らしいと思いました。
ここまで、できるんだ。
少しでも、
見習えたらいいですね。
まずは、
一音一音丁寧に弾きたいと
思います。💝
🎵🎵🎵🎵🎵🙎🏻🎵🎵🎵🎵🎵
音楽って、ここまでさせる力があるのですね。
その魅力を少しでも、お伝えできたら
いいと思います。
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瀧澤淳子でした。💝